アーティスト 加藤雄太 のブログ
展覧会のレヴュー、本の感想、その他制作の日々の模様など。
ホームページは yutakato.com 作品掲載してます。

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ホームページがリニューアルしました

 お久しぶりです。すっかり久々の投稿です。

 本日は、ホームページのリニューアルのお知らせです。

 今までのホームページは近々消滅します。アドレスも新しくなって、サイトもリニューアルしました。
 ブックマークの変更をよろしくお願いしますっ!

 しかも、念願の独自ドメインです!

 Yuta Kato's website 加藤雄太のウェブサイト
 yutakato.com



 今後ともよろしくお願いします!


 
あけましておめでとうございます
 新年、あけましておめでとうございます。
 旧年中は大変お世話になりました。
 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 思うと去年は、ここ数年の流れを自分で断って、新しいことを目標を定めてスタートできた年でした。すごく前向きになれたし、強い意欲が出た。
 そして、今年はそれらを軌道に乗せ、今後の基盤を作る。具体的で素敵な計画がある。是非とも達成したい。
 アート人生第2章が幕を開けた。

 結婚式の時も痛烈に感じたのだけれど、僕はすごく人に恵まれているな、と思った。
 そんな素敵なみんなの為にも、腐らずに輝きたいと本気で思う。
 土台作りと、飛躍。
 やってみせます。

 皆さんにとっても、幸多い一年になりますように。

あけましておめでとうございます
 新年、あけましておめでとうございます。

 いつもと変わらず、月が沈み、日が昇っただけなのだけれど、日は新しい年を連れてきました。
 そして、今宵は新月となります。
 新月は新しいことの始まり。

 思えば、個人的にですが昨年もそれまでの数年も、本当に色々とあり、大変辛い年となりましたが、それでも希望は捨てずに育て続けることが出来ています。
 今思うのは、今年は止まっていた歯車が動き出す年になるはずだということです。

 なによりも、アート。そして、人生。自分の内で凍えていたけど、動きたがっているのを感じることが出来ます。

 がんばりましょう。それだけです。

 みなさんにとって、今年1年が、佳い年になりますように。
 本年も、どうぞよろしくお願いします。


 加藤 雄太


 追伸:
 私事ですが、昨年12月に結婚しました。その日も、新月でした。


ホームページ更新
 ホームページに、グループ展で発表した新作と、会場の様子をアップしました。

 本当は、実際に作品を生で見るのが1番だし、それでしか伝わらない大切な質感があるのだけれど……。
 まぁ兎に角、きっかけは多い方が良いので、どうぞご覧ください!



色んなことが多様に結びついて降りてくるような
 先日、今度のグループ展に出す作品を、ギャラリーに預けてきた。

 前回個展以降、今後の作品の方向性、新しさ、強度、平面としてどうやってコンテンポラリーアートとして成立させるか、など、とってもとっっっても長い期間もんもん悶々モンモンと考え……、やっと今回初めて手応えのある作品として形になったよ…!!

 今までの僕の「マジメ」な作品からは考えられない「遊び」の要素や、ガッツリと洞窟壁画という要素に踏み込んだので、正直これが良いモノなのか不安だったけど、ギャラリーのスタッフさんに作品の梱包開けた瞬間喜んでもらえて、僕はとっても嬉しかったというか安心したというか、ホッとしたのだ。

 これで良いんだと思えたよ。

 これで、長年勉強してきたことや、考えてきたこと、温めてきたことが、結実してどんどん形になって生まれてくるでしょう。
 流石に技術もついてきたので、やりたかったことが表現できるようにもなってきた。
 色んなことが多様に結びついて降りてくるような。そんな感覚。好きなように組み合わせて、引き出せる感じ。

 ついこないだ30代に突入しましたが、30代は大きく飛躍して羽ばたきたいです。
 頑張ります。


『子ども寺子屋』のお知らせ
 いつも日本画木曜会を行っている浦和の岸町公民館で『子ども寺子屋』という夏休みのイベントがあるのですが、それの初回を任されまして、僕の講座は絵画制作ということで行うことになりました。
 遅ればせながら、宣伝します。

 参加できるのは、確か小学生だったかな?
 一応、夏休みの自由研究としてそのまま提出できるような作品を作らせて欲しい、というこなので、そうなるように頑張ります。

 「不思議な方法で絵を描こう」というタイトルで、普段絵を描く方法とは異なる手法で制作します。
 まだ、詳しいことはこれから考えるのですが(汗)、今の考えとしては、シュルレアリスムの手法などを用いて、なるべく人為的ではない形などを出発点にそこから絵を作っていく、ということをしてみようかなと。

 よろしければ、お子さんや親戚など、ご参加お待ちしています。

 詳しくは、公民館にお問い合わせください。

 岸町公民館 048-824-0168


クジラの包装紙のデザインをしました
くじらの包装紙

 昨年以来を受け、スタートしていた「クジラの包装紙」プロジェクト。ついに、形になって手元に届いた。

 宮城の鮎川にあるクジラの土産物と食堂を営むカクト商店さんの包装紙。

 このお店は、震災に寄る津波で全て流され、今は骨組みしか残っていない。それでも昨年、仮設店舗で営業を再開したお店で、元々は地域で1番大きなお店だった。

 ひょんな縁から、今回こうして包装紙のイラストを描かせてもらうことになったんだけど、形になるとやっぱり嬉しいですね。

 鮎川は、仙台から車で3時間以上かかる場所。
 でも、近いうちに行ってみたいと思う。
 自分の描いた包装紙で、実際にお客さんが買った物が包まれるところを見てみたい。そんな体験、なかなか普通はできないもの。

 少しでも、復興の役にたつのなら、何よりの喜びです。

 みんな通販とかしようぜ!!
 きっとこの包装紙でくるまれて届くのでは?


ここから
 3月の旅の記録も書き終わった。

 気づけば、本当に久しぶりのブログだった。ログを見ると実にちょうど1年ぶりである。

 その間、僕はといえば、平凡……なわけでは決してなく、起伏に富んだ日々だった。
 その道中にあった起伏、即ち坂や岩、絶壁や障害は、ごく親しい人たちと本人、そして僕の心のうちにだけ在ればよいと思う。

 こうして再びキーを叩いて雑記を綴る気になったのも、冷たい雨によって濡れた草花がそのまま凍りついていたのが、漸く暖かな空気にその冷たい衣を溶かし、生き生きとした鮮やかな色を滴る朝露の中に見せ始めたと、そう強く感じることができるからだ。

 歯車が、再び回り始めて、また呼吸を始めることができたよ。


 制作は行っていたけど、ペースがあがるのはこれから。
 次の個展などはまだ決めていない。追われることをしたくないから。安定した作品に逃げたくないから。
 でも、その分、次に発表する時は、楽しみにしていた全員を良い意味で裏切ることができるでしょう。予測可能な才能なんてクソ食らえ。
 そろそろ大きく跳躍します。


ああ、新年の最初の月だというのに!
 もう31日じゃないかっ!

 あわてて、キーボードを叩いている僕です。

 みなさん、あけまして……おめで……遅い。

 去年は色々あり過ぎたので、今年は良い年にしたい!それだけです。

 さて、来月個展です。
 今はそれに向けて、追い込み中です。1番大きい作品今やっていて、焦る焦るっ!
 DMも近々発送しますので、皆さん楽しみにしていてね♪

 近いうちにちゃんとしたアナウンスの記事を書きます。
 ホームページも更新しないとな。
 1月中にブログを書きたかったので、まずは取り急ぎご挨拶まで。
2011年が過ぎ行く
 またブログはご無沙汰になってしまいました。
 お久しぶりです。お元気でしょうか?

 僕は、29日に仙台へ帰仙しました。個展が迫ってきているので、そんなにのんびりは出来ないけれど、でも個展前最後のチャージをしていきます。

 さて、もう後は大晦日で2011年も終わるというこの時になって、僕はついに津波被害の酷かった地域へ行ってきました。

 前から行きたかった。でも、見学に行くような場所じゃない、実際被害にあった方々に失礼だ、という気持ちがあって今までどうしても行けなかった。
 でも、この年の瀬になって、来年へと、2011から2012へと数字が進む直前になって、どうしても2011年のうちにこの今年である2011年に何が故郷に起こったのかを見ておきたくなった。絵描きとして、1人の表現者として、今年のうちに直視しておく事がとても大事な事に思えてきたのだ。いや、表現者である以前に、1人の人間として、仙台に生まれたものとして、大事なことに思えてきたからである。

 そういうわけで、車で閖上へと行ってきました。
 以下は、その写真です。
 込み上げてくる涙。ただ呆然と見渡す荒れ地。
 復興してゆく華やかな都市部の光の影にある、今この瞬間の現実をお伝えできればと思います。
 そう。光もあれば、影もまた必ずあるのです。

2011.12 閖上1

2011.12 閖上2

2011.12 閖上3

2011.12 閖上4

2011.12 閖上5

2011.12 閖上6

2011.12 閖上7

2011.12 閖上8

 改めて、亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、2011年が時間のふるいによって風化していかない事を強く望みます。
 そして、来年が、皆さんにとって明るく希望に満ちたものになる事をお祈りします。
 みなさん、良いお年を。