アーティスト 加藤雄太 のブログ
展覧会のレヴュー、本の感想、その他制作の日々の模様など。
ホームページは yutakato.com 作品掲載してます。

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生の痕跡
 ちょっと間が空いてしまいました。
 最近は、もっぱら制作に打ち込んでいます。

 大作の下地はできたけれど,途中だった小品と中品がなかなか手強く、時間を食う。
 イメージが見える。描いてみる。しかし、物足りない。途方に暮れる。それを繰り返している感じ。無限ループ。
 大抵、良くなった!と、その瞬間は思っても、ちょっと経つと、大したこと無いじゃないか、と幻滅するのである。打つ手がなくなったようで、本当に苦しむ。他人には想像もつかないくらい、悩み悶える。
 しかし、そんな中でも、ある瞬間、本当に「ああ、良くなった」と思える瞬間が来る。その瞬間を求めて、描いては壊し、壊しては描き、を繰り返す。
 制作とは、そんなものだ。

 絵の表面に乗っているのは、僕という1人の人間が、真剣に悩み苦しみ、真剣に生きた、紛れも無い生の痕跡。
 一筆一筆が、2度と無い。
なんか、何かを、掴み始めている気はする
 次回個展でメインになる予定の、80号の3点。その2枚目が、ようやく先日完成した。
 本当は先月中に完成できれば、と思っていたので、予定より遅れてしまった。まぁ、いつもそうだ。最初のに立てた予定通りにはなかなかいかない。強引に間に合わせようとすると、それだけあまいものになってしまう。

 そして、また新たな大作に挑み始めた。
 今回、下地の作り方を変えてみている。またしてもここにきて、冒険し始めてしまった。でもこっちの方が、作品の為にいいと思うのである。

 もう暫くしたら、DMの発送の準備もしなきゃいけないし、行きたい展覧会もあるし、なかなか大変だけど、頑張ります。
また1つ掴んで
 恐らく今度の個展で1番小さい作品になるであろう小品が、かなり良い感じになった。
 準備期間が短いとはいえ、新しい表現に挑戦しているのでハラハラしていたが、今夜一気に小品が完成一歩手前というところまで来て、この試みが正解だったと思える。あとは、細かい修正をすれば完成かな。

 悩んで悩んで考え続ける。
 苦しいときでも、何とか前進する道が見えるよう、目を凝らし続ける。
 そうすることで見えてくるものがある。
大作完了
苦戦した50号、完成に漕ぎ着けました!
僕にとって鬼門というか、難しい意識のある「白」系でいってしまったら、本当に難しくて…。
岩絵具の白ってなかなか難しく、特に僕の作品のように一様に大きな面積を塗るとなると、思い通りにいかない。
しかし、今の僕は何か Break through したので、満足のいく良い作品となった♪
やっぱり今回、本当に自分でも手応えがある作品達だ!

これで、今回の個展用の大作は揃った。
残りは20号は完成させる。それと、可能ならば、小品も完成させたいです。
もう搬入まで1週間か〜。いよいよって感じですっっ。

それはそうと、突然見つけたので自分で驚いたのですが、ネットニュースのヘッドラインで僕の個展が紹介されていました。
取り上げて頂けて、嬉しい限り。
備忘録
制作に励む日々。
個展まで、1ヶ月を切った。

DMも無事仕上がり、宛名とかの作業はあるけれど、とりあえずは作品をどんどん完成させることに集中していた。

そんな中でも、それぞれ別の友人と飲んで語る日が2回程あった。
選挙の前日がリンタロさん。今月の初めが砂と。
どちらの夕べも、かなり深く熱く語った気がする。

「画伯が成功したら、僕の人生あがりみたいなもんなんだよね。自分がどうだったとしてもね。」
リンタロさんからの目頭が熱くなるような、最大級のエール。
あの日は深夜の3:30くらいまで話していた気がする。

砂は、我が家でDMを手伝ってあげて、その後芸術論議。
そのDMも、無事届いたとのことで、ほっと一安心。

どうしようもなく忘れるということ。
ノスタルジア。
ネガティヴ・ハンド。

現在の心境も、未来のヴィジョンも、ぶつけることが出来る友がいることに感謝。


それにしてもF80号が、なかなか思うようにいかず苦戦。
ついさっきまでも格闘していた。
今夜の作業で、一気に前進した気がする!
早く完成させたい。

今日は、ギャラリーにDMを届けに行くついでに、展覧会を観に行ければな、と。
1番難しいこと
昨日は大作を立てかけて、詰めの作業。
色は良い色が出ているので、雰囲気を壊さないように加筆。
こうして最新の作品を昔の作品と比べると、絵具がだいぶ乗るようになったんだなぁ。

今日、改めて見てみて、完成とした!
1つハードルクリア!
この決断が、1番難しいことの1つ。
しかし、この作品、自分でも納得の出来です。
この色の組み合わせは、今まで無かったかな。常に考え続けている強度というものが、少なからず出たと思います。


日中は、近所にあるパッとしない構えの古本屋へ。
なぜか、ふるーい美術手帖が沢山ある店。前にここで、ゴーギャン特集のもの(1987年5月号)を買ったことがある。
経年の古めかしさと、表紙にこびりついている古い古い絵具が何とも言えない。
今日は折角来たので、ホドラー特集の号(1975年4月号)を買ってみた。
美術手帖 1975年4月号

美術手帖は、今でこそカタログのようなどうしようもない感じになってしまい、毎月ぱらぱらと斜め読みで、立ち読みで済ませてしまうが、この頃は非常に評価されていた雑誌だったらしいです。黄金期。
開いてみると、テキストが多い印象かな。
だんだん見えてきた
日本画木曜会。
行きは小雨がぱらついていたが、帰りは太陽が照っていた。日光が暖かい。
それぞれの画題が多種多様で面白い。本当に自由にやっています。


最近は制作漬け。
また新作が出来かけているが、どこか気に食わない。以前なら完成にしていたかもしれないが、今の僕はそれを許さない。

もっと力のある絵にしたい。
圧倒的なまでの色彩。
強烈に魂に迫ってくる深さ。
そんなものを求めて、最近は試行錯誤です。
アンテナを張って、突破口を探す。

今まで通りとか、うまくまとめる、とか、そんなんだったら、いっくらでも描けるんだけれど、そうじゃないんだよ。
もっと強度のある絵画。

何か掴みかけている感覚はあるんだなぁ。
あとは、形になれば。
う〜む、う〜む、あと一歩。期待していて下さい。
このままペースを上げて
先日の新作完成から、本当に靄が晴れたような感覚で、制作に取り組んでいる。

小品を含め、何点かまとめて制作を初めている。
下地に関して色々と試す。最近下地作りに関して、思う所あり。

こないだ寝る前に読んでいたトーマス・マンの『魔の山』に、ハッとする描写があった。
まさに、僕の作品に通ずる感じで、「おお、これだよ」みたいな感覚。
未知のものに関する既視感に関して。

なんかまた、良い作品が生まれる予感がしている。
こうして新たな展開が生まれそうな感触は、また新たに突っ走る自信につながるなぁ。
新作が出来て
こないだ、また新作が完成。
今までと比べると、かなり新しい表現となった。実験してみたかったので、とりあえず小品。

色んな意味で新しい画面となったが、目新しさや脱マンネリに捕われると、ややもすると奇をてらっただけの作品になってしまいがちだ(そして今までもその失敗が多かった)。
が、近頃の発表の機会に得たことなどで、もうそういった失敗は繰り返さない、とかなり気をつけて、自己批判を繰り返し画面に向かった。

僕の作品は、縦の距離感、つまり心理的深さ、が重要。
マチエールなどで面白味を狙って、表面で深みが止まってしまわないこと。
この辺は、前回のグループ展の際、N先生からの厳しい感想により心に刻んでいた。

その結果、今回の作品は、革命の狼煙となるような手応え。

早速、メールでN先生へ感想を伺う。
…グッジョブ!!
相当に良い感想を頂く。
新しい展望。表現の強さ。


今日は、色々と行動を起こす為の準備。
心の声が「今だよ」と言っている。こういう時、素直に従おうと思えるようになったのは、進歩のはずである。


ところで、地味にホームページを更新してます。
記念すべき初個展の様子をアップしたので、興味のある方はご覧下さい。
それから、もう1つ地味に更新といえば、このブログの過去記事に、画像をはりはり中です。同時に、Doblog へとなっていたリンクも修正中。
突破口を見つけること
新作が完成した。
ついについにである。

思えば、前回の個展が終了し、新年を迎え、企画グループ展の為に小品は描いたものの、その小品に新たなる課題を見出し、そこからもんもんとする日々が続きました。

なかなか完成に至らない日々で、熟成させたまま時は過ぎ…

でも、ロスコを見たり、色々と気づくことがあったりして、自らの内に蓄えたものが、形になった気がする。

・深さ―心理的な
・瞬間に与える強さ

ここからは、生み出す日々だと思う。
大河に至る一滴の如く。


ところで、どれだけすごい嗅覚なのか、夜に突然親しき友から電話が入る。
「今から荒川行きますから」
荒川の土手へ行ってみると、自転車でバテている人が2人。

早速、新作を見せて反応を観察する。

よし。大丈夫。
僕が信頼を置く友人の2人だ。


最近は、あることを決意した。
ぎゅっとフォーカスして、進むのだ。