アーティスト 加藤雄太 のブログ
展覧会のレヴュー、本の感想、その他制作の日々の模様など。
ホームページは yutakato.com 作品掲載してます。

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◇12月の掲示板◇
作品 200812

早いもので、12月となりました。
年末とお正月モードが、街やテレビの中には溢れてくるのでしょう。
良い一年だった、と言えるように、寒いけれどしっかり臨みたいです。

さて、年明け早々展示があるので、今のうちに最初の告知をさせていただきます。

『第6回 アート・ジャム展』
2009年1月5日から10日

ギャラリー山口で発表した作家によるグループ展に誘っていただきました。小品を2点出品予定です。
よろしくお願いします。

あとはですね、ホームページを作りたいという事を、口にしていた事があるかと思うんですが、ついに形にしたので、とりあえず公開してみました。
まだ完全体ではない感じですが、のぞいてみてください。
ある時突然、デザインとか内容とか変わったりするかもしれない、実験的段階です。



[画像]
《記憶と時間を巡って》
2008/08/17
岩絵具、板
53.0×72.7cm
《Traveling Time and Memories》
Powdered mineral pigments on wood
画像の無断転載・転用は禁止です
2008年よ さようなら
もはや2008年も後1時間を切りました。
ここ数日、ブログを沈黙していた間にあった事といえば…。

やはりあの人と今年を締めねば、と、N先生と2人で忘年会。
個展以来初めてお会いして、お互い今年も頑張ったと褒め合おうということで、心待ちにしていた。
初め、銀座一丁目の「土風炉」へ。
先生が最近手に入れたというダ・ヴィンチ・コードのクリプテックスを見せてもらう。その他、新たな神秘系グッズを拝見。
僕は僕で、クリスマスプレゼントとして、1作とても小さい小品をプレゼント。とても気に入ってもらえた。この作品は、近々HPかブログにアップします。

個展の反省会、そして今後の話など、とても有意義な時間を過ごせた。
色々とまた、新たな希望が見えてきた。
対話によって照らされる道。

2時間すると、店を追い出された。
次はどこへ行こうか、と話していて、先生がバーに連れて行ってくれることに。
「アイリーン・アドラー」というバー。
本当に本当に路地という感じの道を入っていくと、その店はあった。
先生は10年以上通っているらしい。
店内はとても狭く、カウンターとテーブルが1つだけ。しかし、とても雰囲気が良かった。
初めての世界。
ママさんは、カリスマで、開高健の恋人だった人。店の常連も、志茂田景樹や金子國義、など文化人が多いそうで、店内にも作品が飾ってあった。
そして、この日はなんと、この場所での営業最終日で、今度移転するらしい。そういうタイミングで、あの空間にいられた事は幸運でした。
スタッフの方もママさんもとてもいい人で、こんな断然最年少の謎の少年にも、とても温かく接してくれ、本当にいいお店。
そして、ウィスキーが美味い旨い!メニューもないし値段もない。こんなお店初めてだ(笑)。

いやぁ、本当に良い経験だった。最終日で表からは全然見えない店なのに、どんどん人が来て、賑やかでした。
素敵なお店へ連れて行ってくれた、N先生に感謝です。


その後の日々は、仙台へ。
つまり今、仙台です。
帰仙してからの数日、色んな人とあって、楽しく過ごしていました。バイト先の人が仙台に来て会って、牛タン定食を食べにいったり案内したりとか、レアな感じのイベントも。
今日も、大晦日にも関わらず、友達の家へ突然行ってまったりしたり、年末の雰囲気を満喫しています。

仙台は大雪。

今年がどうだったかとか、あれができなかったとか、そういう事を言っても終わってしまった事は仕様がない。
個人的な事では、個展が2回あったし、夏のグループ展もあったし、実技の講座が始まったり、美術史の講座を行ったりと、なかなか忙しく濃密だった。
でも、まだまだ生は充実すると思うし、そうしたい。そうした部分は反省し、しっかり次へと繋げたく思う。
すなわち、N先生も、僕も、星を見上げているのだから。

皆さん、良いお年を。
また1つ、また1つと、作品にけりをつけ
未明頃まで制作。
少し寝て、起きて作品を改めて見てみる。…完成!
この瞬間が1番の決断だし、1番難しい。どこで筆を置くか。向き合ってきた作品にけりを付けるか。筆を置いた瞬間、その絵は第2の生を生き始める。

午前中、岸町公民館へ。
晴天のクリスマス。陽光の中を、20分弱かけて駅から歩く。
今年最後の「日本画木曜会」。
取り組むのも2枚目になり、岩絵具に慣れ始めた皆さんの作品は、確実に最初の作品より良くなった。
これからが楽しみ。

終了後、公民館の方と武蔵浦和駅前のなか卯で昼食。「肉うどん」を食べながら、来年の美術鑑賞講座の打ち合わせ。
今度は、日本と西洋と、それぞれやれればと思っています。実現すれば良いなぁ!吸収して自分の中で組み立てたものを吐き出す場所はとても大切。
食後、「日本画講座がまだ最初の講座だったのは6月ですね」「まだそれしかたってないんだ。もっと昔の気がしますね。」「初めてお会いして打ち合わせしてから1年も経ってないんですね」などと話す。
本当に、もっと昔の気がする。それくらい、色々と精神的には忙しくしていたのかなぁ。初めての負荷や色んな負荷を自分にかけて、乗り越えることが出来た年だったのだと思いたい。だからこそ、遠い昔に感じるのだろう。


1度帰宅。
作品を撮影して、梱包し、価格などを決めて、手に持ち再び駅へ行き銀座へ向かう。
画廊をいくつかまわりながら、ギャラリー山口へ。グループ展の出品作を渡す。
今年最後の山も越えました。ああ良かった!
作品は良いものになったと思います。そして、僕としては新たなことにも挑戦したつもりです。小品2点だけですが、よろしければ会場で直接見てみてください。

有楽町のビックカメラへ寄り、所用をこなして、帰宅しようとするも、人身事故で電車が止まったので、山手線へ乗り換えて、華麗に迂回して帰る。


次に作品を目にするのは、年を越えてからだなぁ。
その時僕の目にどう映るか。
こうして、世間の目に晒すべく筆を置いて「良し」という決断を下すのは勇気がいるけれど、この積み重ねで強度が上がっていくのだろう。

それにしても、今取り込んで見てみたら、作品の撮影に失敗していました(苦笑)。撮り直せるのはいつだろうか。
色彩に力を持たせるために
新作がもう少しというところまで来ている。

こんなにシンプルな画面で、シンプルな構図で、なのにまるでそこには大きな川が流れていて、その中から綺麗な小石を拾うような…、途方もない巨大な何かと対峙しているような、それぐらいの難しさを感じる。

だけれど、1つの突破口が見えると、そこから漏れてくる光はたちまち道を照らしてくれて、完成へ向かって進めるのだ。

突破口の見つけ方。
破壊によって描くということ。
breakthrough するためには、リスクを冒す勇気が必要だという事。

そうやって制作しているイヴ。
鈴の音が聞こえるために。
あー、リミットは近いっ!
頑張ります。
小さき画面と格闘する年の瀬
ぼーっとしていると、あっという間に時が経つ。
でも、できるだけ「時間がない」って言いたくない。あまり好きじゃない言葉だなぁ。時間に支配されている感じが嫌なのだろうか。それとも、時間は自ら作るものだと思いたいのだろうか。

クリスマスも間近で、いかがお過ごしでしょうか?
僕は、ここに来て、いよいよ制作に追われています。年明けのグループ展の作品。
イヴには、最悪でもクリスマスには、完成させないと締めきりに間に合いません。25日は木曜会もあるし。
ということで、目下制作中です。

そんな中でも、しっかり積ん読は増えていき…。

そして、無性にblogを書きまくりたい衝動にかられ。
どしどし記事を書いていこうと思います。
最近、述べたような状況なので、これといって外出もなく、ネタがない感じで更新もさぼり気味ですが、そんなわけでポチポチとMacBookくんに向かっている次第です。


なんにしてもクリスマスくらい、心は温かくいきましょう。
皆様、良い冬を。良いクリスマスを。
『RE:2008』展
展覧会『RE:2008』

昨日。
晴天の中、午後、池袋へ。
Doblog「彫刻家 西嶋雄志」のyuji-nishijimaさんこと西嶋雄志さんのグループ展を観に行く。
Doblogの縁というのも不思議なもので、もしDoblogでブログをやっていなかったとしたら、お互い作品を見る事はなかったかもしれない。
西嶋さんには、毎回個展に足を運んでいただいていて、その度に様々な感想を頂いている。
僕も西嶋さんの作品を見るのが好きだ。

アルバイトでしょっちゅう東口側は行くが、久々に西口から出て、創形美術学校へ向かう。…高校時代のとある冬、ほんの短い間この辺へ来た事がある。歩きながら目に入ってくる光景に、懐かしさを感じる。

今日は会期の初日。
展示は彫刻家7人によるグループ展。
西嶋さんの作品を目当てで来たので拝見する。
中につられた針金。
以前より、より洗練された印象です。美しいと思いました。
ご案内、ありがとうございました。



[メモ]
RE:2008 彫刻家の現場 -7人の場合-
@GALLERIA PUNTO (池袋)
12月25日まで
空にまあるく
忌々しい睡魔めっ!!
と、絶えず宣戦布告しているのだが、夜ご飯を食べた後、敗戦が続く。
何とか今年を良い形で終わらせたいのにっ。
制作もしなければ。ちょっとずつは進んでいるけれど、どうもこの気絶癖は良くない。

それでも最近は、たまっていた本をどんどん読んでいる。たった今も、1冊読み終えた。
そうして、本の記事はどんどんたまっていくのです(苦笑)。

ところで今夜は、1年で1番月が大きい日らしい。
そして、空は晴れ渡っており、月も満月のごとくまあるい。
外に出て、深い闇に染まった空を見上げてみた。
大きさよりも、輝きにハッとなる。
月が自ら光を放っているがごとく明るい。
不思議な気分。光とともに様々なもの受け取る。あぁ、呆けている場合じゃないなぁ。シャキッとしなきゃ。

曇る前に、空を見上げてみてはいかがでしょうか?
師走っぽさ
昨日も今日も、すごい晴天。日中は陽射しの中に居ると、暑いくらいだった。

昨日は、渋谷の絵具屋へ。今週がセールなので、この機会にまとめ買いしておく。
年明けのグループ展用の作品を描かねばならないし、漠然と頭の中にあるイメージに、使えそうな色を購入。
その後、ぷらっと街中へ入り、来年のスケジュール帳を買う。最近はかさばらない薄いのが好み。

今日は、スカッと晴れた空気の中を公民館へ向かった。
駅で降りて約20分の道のりも、気持ちよく歩く。
澄んだ冷たい空気に、心身が洗われる。
日本画木曜会。
生徒さんたちは、久々にフルメンバーが揃う。賑やかで良かった。
「もう12月ですねぇ」などと言いながら制作制作。
年の瀬になったかと思えば、2月までの授業の予定を確認。

木曜会の後は、公民館の方としばし相談。
美術鑑賞講座の続編について。こちらはこちらで、来年度の話まで飛躍。
若干間は空くけれど、どうやらもっと回数を増やして、第2弾、第3弾と続きそうです。
決まったらまたここに書きますので、是非ご参加を。

絵に関するちょっとした手配もようやく終了。うまくいくと良い。
今年の残りの間に、制作をもっと加速してしたいなぁ。
そして本もグアッと読みたい。今年はいくつか長編を読む、という目標は、こないだ達成できた。
年末の空気の中で、濃密に今年を締めたい。
会いたい人が沢山いる。
my web
Mac溺愛とホームページの話。


先日、ついにですね、MacBookを購入しました!!
いやはや、いつもいつもいつまでも、欲しい欲しい、と思っていたので、個展が終了した事だし、ええーい買ってしまえっ、と購入。
MacBookがモデルチェンジした際、ホワイトは安くなった上にスーパードライヴになり、これは今だな、とMacの神様が耳元で囁いてきました。
新ヴァージョンではなくてホワイト君です。

MacBook1

かわいいっ!!
かわいすぎるっ!!

ちなみに、Appleのおなじみのマークであるかじられたリンゴは、「人類はまた禁断の果実をかじってしまった」という意味…。

MacBook2

これで、こないだの美術鑑賞講座も、颯爽と講演してきたわけであります。
今までの、まんじゅうiMac君も可愛かったけれど、こっちもかわいい。
まんじゅう君よりスペックも急上昇し、OSもLeopardになり、なんか使い易すぎて感動です。

で、気づくと iWeb というソフトが最初から入っている。
使ってみると、今までものすごく苦心してホームページの準備をしていたのに(実はこっそり作ってた)、ものすごく簡単に作れるではないですかっ。さすがMac!
そういうわけで、今回掲示板にも書いた通り、ホームページの公開に至った次第。

--僕UTこと加藤雄太のホームページ--
Yuta Kato's website

どうぞ、ご覧くださいませ。
というのも、このブログが「UT」という名前でやっているもので、アートの活動が本格化している昨今、本名の方で何かコンテンツを持っておくべきなのではないだろうか、と思案していたのです。
このブログを本名に変えようかと思ったことも何度もあるのですが、なんか急に「UT」から「加藤雄太」になるのも、何と言うかしっくりこないじゃないですか。仙台弁で言うと、いずいですよね。
なので、とりあえずホームページをしっかりと立ち上げてみたかったのです。
まだ、作りかけている段階なので、いきなり内容が変わったりするかもしれないですが、ちょっとずつ更新していきます。
ブラウザの環境によっては、表示されない部分があったりするかと思います。ご一報いただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。