もはや2008年も後1時間を切りました。
ここ数日、ブログを沈黙していた間にあった事といえば…。
やはりあの人と今年を締めねば、と、N先生と2人で忘年会。
個展以来初めてお会いして、お互い今年も頑張ったと褒め合おうということで、心待ちにしていた。
初め、銀座一丁目の「土風炉」へ。
先生が最近手に入れたというダ・ヴィンチ・コードのクリプテックスを見せてもらう。その他、新たな神秘系グッズを拝見。
僕は僕で、クリスマスプレゼントとして、1作とても小さい小品をプレゼント。とても気に入ってもらえた。この作品は、近々HPかブログにアップします。
個展の反省会、そして今後の話など、とても有意義な時間を過ごせた。
色々とまた、新たな希望が見えてきた。
対話によって照らされる道。
2時間すると、店を追い出された。
次はどこへ行こうか、と話していて、先生がバーに連れて行ってくれることに。
「アイリーン・アドラー」というバー。
本当に本当に路地という感じの道を入っていくと、その店はあった。
先生は10年以上通っているらしい。
店内はとても狭く、カウンターとテーブルが1つだけ。しかし、とても雰囲気が良かった。
初めての世界。
ママさんは、カリスマで、開高健の恋人だった人。店の常連も、志茂田景樹や金子國義、など文化人が多いそうで、店内にも作品が飾ってあった。
そして、この日はなんと、この場所での営業最終日で、今度移転するらしい。そういうタイミングで、あの空間にいられた事は幸運でした。
スタッフの方もママさんもとてもいい人で、こんな断然最年少の謎の少年にも、とても温かく接してくれ、本当にいいお店。
そして、ウィスキーが美味い旨い!メニューもないし値段もない。こんなお店初めてだ(笑)。
いやぁ、本当に良い経験だった。最終日で表からは全然見えない店なのに、どんどん人が来て、賑やかでした。
素敵なお店へ連れて行ってくれた、N先生に感謝です。
その後の日々は、仙台へ。
つまり今、仙台です。
帰仙してからの数日、色んな人とあって、楽しく過ごしていました。バイト先の人が仙台に来て会って、牛タン定食を食べにいったり案内したりとか、レアな感じのイベントも。
今日も、大晦日にも関わらず、友達の家へ突然行ってまったりしたり、年末の雰囲気を満喫しています。
仙台は大雪。
今年がどうだったかとか、あれができなかったとか、そういう事を言っても終わってしまった事は仕様がない。
個人的な事では、個展が2回あったし、夏のグループ展もあったし、実技の講座が始まったり、美術史の講座を行ったりと、なかなか忙しく濃密だった。
でも、まだまだ生は充実すると思うし、そうしたい。そうした部分は反省し、しっかり次へと繋げたく思う。
すなわち、N先生も、僕も、星を見上げているのだから。
皆さん、良いお年を。