アーティスト 加藤雄太 のブログ
展覧会のレヴュー、本の感想、その他制作の日々の模様など。
ホームページは yutakato.com 作品掲載してます。

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◇1月の掲示板として◇
作品 200901

あけましておめでとうございます。
昨年からお越し頂いている方も、今回初めて訪れた方も、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

正月で、まったり過ごしていますが、濃密な日々になるよう、意識改革を心がけている新年です。

さて、間もなく画廊企画のグループ展が始まりますので、ご案内をさせていただきます。
小品2枚の出品です。よろしくお願いします。
『第6回 アート・ジャム展』
2009年1月5日から10日
11:00から19:00(金曜日は21:00まで/最終日は17:00まで)
ギャラリー山口(B1F)/京橋



[画像]
《記憶のかけら「雪」》
2008/12/25
岩絵具、板
9.0×14.0cm
中村隆夫氏蔵
《…》
Powdered mineral pigments on wood
Collection of Mr.Takao Nakamura
※画像の無断転載・転用は禁止です
久々のマスク
ここ最近は、僕的に問題が多すぎる日々を改善すべく、珍しく本気で色々と行動を起こしている。
それ以外にも制作に関する事で、ドキドキそわそわしてしまうタイミングなので、ちょっと精神的に忙しい感じです。

そんな中、風邪を引いてしまい、今朝からは喉が壊滅。
書店バイト後、ドラッグストアで店員に喉に効く薬を求め、秘薬を渡されたのだけれど、これが劇的に効いたようで、飲んだ後から如実に効果が感じられた。

「月刊ギャラリー」の美術館の展示情報が劇的に見難くなった事も相まり、あまり美術館へ行ってない最近。

まぁでも、アクションしている分、もうちょっとで2009年プチ革命が起こせそうな気がしてます。

そんな最近でしたが、ホームページをちょろちょろっと更新してました。
http://yutakato.art-studio.cc/
こちらもどうぞよろしくです。

と、とりあえず記録的に。
何か良いご報告が出来ればと思っています。
『第6回 アート・ジャム』展、会場の様子
皆さん、お久しぶりです!
大変遅くなりましたが、年始早々のグループ展『第6回 アート・ジャム』の展示の様子を少しばかりご紹介しましょう。

第6回アートジャム1

地下の狭い空間でしたが、それはそれで小品が並ぶと、なかなか素敵な空間。

第6回アートジャム2

なかなか良い位置に展示してもらえていて嬉しかった♪

第6回アートジャム3

どうしても僕の作品はこういう展示の状況で撮影すると、色とかが伝わりにくい。
ちょっと新しい事とか挑戦しているんだけれど、伝わるだろうか?

第6回アートジャム4

足を運ぶ事が出来なかった方にも、何となく会場の雰囲気が伝わったのなら嬉しいです。

第6回アートジャム5

さらなるパワーアップのヒントを得る事が出来たので、それを活かしてまた良い作品を描いていきます。これは、発表する事の大きな意義の1つ。

ありがとうございました♪
『田渕俊夫展』
朝、作品に関して作業あり。無事終え、展覧会情報誌をめくってみた。

駅へ向かい、電車で三越前へ。
日本橋三越で開催中の『田渕俊夫展』を観る。

展覧会『田渕俊夫』

田渕俊夫[1941-]は日本画家。所謂院展である日本美術院の同人で理事。

僕は団体展には非常に疑問を持っているので、まったくそういったことは眼中にないのだけれど、田渕さんの作品は前から好きだ。この人の絵だったら観たいなと思って(偶然、先日の「新日曜美術館」は彼でした)、行ってみた。
こういう日本画の大家と言われるような人の展覧会を見に行く時、僕の場合、何と言うか絵具の使い方とかを見たい、という目的が大きい。

作品はとても綺麗でした。
やっぱり上手い。
でも、技術云々ではなくて、作品の事で言えば、僕は初期の頃の作品に興味を持った。ある時期からの安定や静謐さとは違った、不思議なうごめきのようなものがまだ残っている作品。
洗練される前の、生の声。

色彩は色々とヒントを得る事が出来て、今後の制作に活かせそう。



[メモ]
画業40年 東京芸術大学退任記念 田渕俊夫展
日本橋三越本店 新館7階ギャラリー (日本橋)
1月18日まで



展示を見た後は、日本橋から京橋へ歩いて向かう。
晴れているけれど、オフィス街のビルのせいで、道の一方の歩道は陽が当たり明るいが、もう一方の歩道は陰になり寒い。
よりによって寒い方を歩いた。

ギャラリー山口へ。グループ展の作品を受け取る。
お帰りなさい、作品たちよ。
何となく、展示をして人目に曝すという行為をする事によって、それだけでも感覚的に成長するところがあるように思う。

そのまま歩いて銀座へ。ギャラリーなつかへ。今年初の訪問。

続いて、ガレリア・グラフィカへ。こちらも今年初で、あけましておめでとうございます、とご挨拶。偶然にも、今日が今年の営業初日。
そして、手には作品を持っていることに気づき、その場で梱包を解いて、スタッフの方にお見せして、色々と話した。
この時の会話でも、気づかされる事が多々あり、勉強になる。足を運んで良かったと思う。こうやって親身に話し相手になってくださり、本当に感謝感謝。
N先生からの感想も含め、今後の作品制作で気をつける事が明確に分かった!

今回のグループ展はタイミング的にも、小品という事でも、試す機会になったというか、非常に良いきっかけだったと思う。
今後の作品が、自分でも楽しみになってきた。
アート・ジャム、終了しました
ちょっと間が空いてしまいました。


まず、グループ展『第6回 アート・ジャム』無事終了したようです。色々とばたばたしていて、まだ作品を受け取りにいってないのですが、ご来場いただいた方々、どうもありがとうございました。
後ほど、会場の様子をアップしようと思います。


先週は、新年初の日本画木曜会もあり、気持ちを新たに画面に向かい、講師としても、皆さんが取り組む様子を見ていると色々と思うところもあり、気合いを入れればな、と思います。
あ、日本画木曜会はまだまだ生徒募集中なので(宣伝)、興味のある方は、是非とも岸町公民館へご連絡を…!

それから、久々に年賀状を書きました。遅ればせながらも。
文字のみで構成された、オール手書きのTHE年賀状を。

週末は、ちょいと作品のことで大掛かりな作業あり。
手伝いを受けながら、なんとかかんとかやり遂げて一安心。


今日、アルバイトからの帰宅後、メールを受信すると、評論家のN先生から何とも気合いの入るありがたいメールが来ていた。

曰く、
いつもどこか欲求不満、それが僕たちの仕事上の特質であると。
それからこうも言う、
だから決して幸せになれない、幸せになったときは自分が止まるときだ、と。
そして、
幸か不幸かではなく、人生の密度が濃いか薄いかが勝負、であると。

良い師に恵まれたとつくづく思う。
生涯、限りの無い挑戦を続けたい、と思いながら、メールに感謝。
『ピカソとクレーの生きた時代』展
京橋へ行ってグループ展を見る前に、渋谷へ行き今年の「美術館初め」をしました。
Bunkamura ザ・ミュージアムで行われている展覧会。まだ始まったばかり。

展覧会『ピカソとクレーの生きた時代』

パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)については、キュビスム講座こないだのピカソ展などで書いてますし、パウル・クレー(Paul Klee)についても、以前の大規模な展覧会その前の小規模な展覧会などで書いてます。

今回の展覧会はポスターを見てもらうと分かるように、てっきりピカソとクレーの展覧会かと思ったら、2人の「生きた時代」らしく、結局はドイツの美術館の所蔵品による同時代の作家の展覧会だった。非常に紛らわしいポスター(笑)。つまりは、ノルトシュタイン=
ヴェストファーレン州立美術館の改装に伴った収蔵品展です。
展示数も少なく、Bunkamuraの展覧会は相変わらずだ、と思いながらも、数点に心惹かれる。この瞬間のために、実作を見に方々へ赴くのだ!

そして思った。
本当に良い作品というのは、まずは理屈なしにガシッとハートを掴まれ、言語化できない感動を受け、魅入ってしまう。それを論理的に理解しようとすると、とてつもなく厄介だとういうこと。厄介なのだ。しかし、これがとても楽しく嬉しい出会いの瞬間なのは、言うまでもない。
本当に強度のある作品は、このように簡単に掌握されない。そうやすやすと全てを理解されるようなものではないらしい。
その感動の秘密が流動的で、絶えずうねうねと動いている。

1番最初に飾ってあったマティス。
2枚だけあったシャガール。
途中のマグリット。
これらの作品との出会いは、僕に取って貴重なものとなった。
そして、最後のクレーの部屋。タブローは少なかったが、その作品の良さに打たれ、クレーが僕の中で一気に再評価されました。


所蔵品展だし、なんとも展覧会がぼやっとしていてわだかまりはあり、決して良い展覧会とは言えない。それでも、こうした良い出会いも中にはあるかもしれないので、興味がある方は見てみても良いかもしれません。



[メモ]
20世紀のはじまり ピカソとクレーの生きた時代
Bunkamura ザ・ミュージアム (渋谷)
3月22日まで
『第6回 アート・ジャム』展 始まりました!
年明け早々、2009年最初の発表です。
画廊企画のグループ展『第6回 アート・ジャム』が始まりました。

第6回アートジャム1

去年末に作品を画廊に渡し、展示がどんな感じになるのか楽しみでした。実際に会場へ行き観てみると、とても素敵な展示になっていて良かったです。
僕の作品は、正面の壁のなかなか良い位置で、にっこり。
時間が空いて、作品に再会しましたが、改めて新鮮な目で見て、良い作品が描けたと思いました。

多数の作家の作品が1度に鑑賞できる機会ですので、皆さんも都合が付くのなら是非ご覧ください♪
僕は小品2枚の出品です。

第6回 アート・ジャム展』
2009年1月5日から10日
11:00から19:00(金曜日は21:00まで/最終日は17:00まで)
ギャラリー山口(B1F)/京橋
あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

元日は、大崎八幡宮へ初詣へ行ってきました。
正月のイベントとして欠かせないです。

初詣2009-1

国宝デース。
最近、大掛かりな修復を終え、鮮やかな色彩が蘇りました。

初詣2009-2

こんな感じ。

初詣2009-3

なかなか注目されない部分ですが、見つめてみると面白いです。

おみくじも大吉でよかった。
今年は大変Breakthroughできという運勢なので、がんばりますよ!やりますよ!

初詣2009-4

気絶しない、ぼーっとしない、を心がけ、充実した1年にしようと思います。

皆さんも、良い1年にしましょう。



そして、おなじみDoblog大明神のおみくじは「豆吉」でした。
ぎゅぎゅっとつめて、良い年にしようと思います。