先月下旬のことになるけれど、2つのアートフェアに行ってきた。
1つは、今回が初めての開催となる『TOKYO FRONTLINE』。もう1つは、
去年も行って興奮した『G-tokyo』。
これは秋葉原からほど近い場所にある、廃校になった旧練成中学校を再利用した複合型アート施設として話題の「3331 Arts Chiyoda」が会場。
↑実際、学校の姿がそのまま残っています。
さて、このフェアは初めてということもあって、どんなかんじなんだろうと思いながら行ってみたけれど、これがこれが面白い!
フライヤーからフェアの説明を抜粋引用すると
-------従来のブース売りのアートフェアではなく、若手アーティスト38名を選抜したショーケース「FRONTLINE」、日本とアジアに拠点を置く21のエキシビターによる「GYM」、写真、デザイン、音楽、出版、ファッションなど、国内外の最前線で活躍するジャンルを超えた17の企業・団体による「EXCHANGE」の3セクションを主軸に構成。-------
実際、会場を巡ってみると不思議な構成になっていて新鮮だった。
作品も、国内トップクラスのギャラリーの作家のとか沢山あって、見応えがありました。海外のギャラリーも結構あった気がする。
お客さんも沢山来ていて、こんなに盛り上がってんのか!と驚いたのです。
活気があって、なんか嬉しかったな。
良いフェアだと思うので、続いていって欲しい。会場も良いと思いました。
会場は六本木ヒルズの森ビル、森アーツセンターギャラリー。
こちらはこちらで、日本トップクラスのギャラリーのみでの、少数精鋭のブース構成なので、クオリティの高い作品を、広々とした空間で見ることが出来る。
ホント日本の他のアートフェアは、すごく狭くて、作品にぶつかって壊さないかとヒヤヒヤするくらい窮屈で見辛いので、これくらいのスペースがあると嬉しいです。
あと、ギャラリーが一流なのもあるだろうけれど、展示もゆったりと、スペースもゆったりとしているので、なんというか凄くオシャレ感というか(笑)、余裕な感じがあって、素敵です(謎な言い回しだ)。
ただ、去年よりは元気がない感じがしたなぁ。
去年はもっと活気あったように思う。
いずれにしても、このフェアもずっと続いて欲しいと思うのです。
観終わった後は、関連イベントの茂木健一郎さんと森美術館の南條館長とのトークを聴講。
忘れちゃいけない大切なキーワードがあったけれど、聞いていた人は気づいたのかな〜。
両フェアとも、今年のは既に終了してしまったけれど、来年も開催されたら是非足を運んでみて下さい。